岡崎慎司が明かす、VARで7点取り消しもなぜポジティブでいられたのか
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自らの活躍でウエスカをラ・リーガ1部昇格へ導いた、岡崎慎司をインタビュー。昨シーズンの印象に残ったゴールや、7ゴールも取り消されたVARについて。そして、新シーズンへの思いを語ってもらった。
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スペイン挑戦1年目で2部優勝と1部昇格を成し遂げた岡崎に、ラ・リーガ2部とはどんなリーグに映ったのだろうか。
スペイン2部のウエスカでシーズン12得点を挙げた岡崎慎司「僕自身、スペインの2部がどんなリーグかわからないなかでスタートして、まずはレベルの高さに驚かされました。うまい選手がたくさんいて、いろいろな戦術を持った監督が多いんですよね。どのチームも戦い方に特徴があるので、やりづらいチームも多くて、能力の差がほとんどない。最終的な順位表を見てもらっても、それはわかると思います」
各クラブの力が拮抗するなかで、岡崎はマインツ時代以来となるシーズン2ケタの12ゴールを記録した。その口火を切るきっかけとなったゴールがあったという。
「第21節サラゴサ戦のゴールがひとつのきっかけになりましたね。今シーズンはサラゴサのように強い相手から点が取れていました。順位表の(ウエスカを除く)上位6クラブから点を取っています。大事な試合でターニングポイントとなるような点が取れていた自信とか流れが、それだけのゴール数につながっているのかなって思います。たとえばアルメリア戦(第28節)のゴールもそうですよね」
サラゴサ戦は3試合連続で先発を外され、もう一度チャンスを与えられた試合だった。アルメリア戦は、冬に加入したラファ・ミルに1トップのポジションを奪われ、前節に退場処分となったラファに代わって巡ってきたチャンスだった。
「ラファはスペイン人ですけど、プレミアのウルバーハンプトンから来た選手で、背が高くてスピードがあってプレミア的なんですよ。そんな選手とポジションを争っていて、アルメリア戦ではやっぱり自分がチームに必要な選手なんだと価値を示さなければいけない場面。だから絶対にゴールが必要でした」
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