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規格外の10代トリオ。2022年W杯で
イングランドが頂点に立つ可能性も (3ページ目)

  • 中山淳●取材・文 text by Nakayama Atsushi
  • photo by AFLO


 2001年10月1日生まれのグリーンウッドは現在18歳。6歳からマンチェスター・Uのアカデミーに所属し、常に飛び級で上のカテゴリーでプレーし続け、17歳156日にしてトップデビューを果たした生え抜きのゴールマシンだ。

 トップデビューは、オーレ・グンナー・スールシャール監督就任後に行なわれた昨シーズンのチャンピオンズリーグ・ラウンド16第2戦。敵地パルク・デ・プランスでパリ・サンジェルマン相手に3−1で勝利し、逆転で8強進出を決めた大一番の後半終了間際に途中出場を果たした。

 そして今シーズン、プレシーズンから際立ったプレーを見せたグリーンウッドの才能が開花した。ここまでリーグ戦22試合に出場して5得点、ヨーロッパリーグと国内カップ戦ふたつを含めると36試合12得点を記録。予想をはるかに上回るペースで成長を続けている。

 最大の魅力は、天性のものとしか言いようのないシュート精度にある。しかも、左右両足とも同じレベルの精度があるため、どの位置からでもシュートを狙える。

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