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岡崎慎司が語るモチベーションの源。
「欧州でやり残したことがある」 (2ページ目)

  • text by Sportiva
  • photo by AFLO

「毎日の日課としては、午前にトレーニングをして、午後は家族のために生活をしています。こういうことはもちろん初めてなので、モチベーションがあるときもあれば、ないときもありました。クラブからトレーニングメニューを送ってもらって、それもやっています。とにかくコンディションを維持するために、スプリント系、有酸素系、体幹系など、気分を変えて練習するように工夫をしていました」

 岡崎の元には、スペインの選手協会やリーグ側から、逐一情報が入ってくるというが、不確実なものも多い。チームメートによるグループチャットでも頻繁に意見交換をしているが、結果的に練習を再開できていない今は、あまりその情報に流されないようにしているという。

 しかし、4月末にスペイン政府は新たな感染者数の減少を受けて制限措置の緩和に動き始め、5月上旬にも段階的ではあるが、練習が再開される見込みとなった。6月にもリーグ戦が再開される可能性も出てきた。

 現在ウエスカは1部昇格プレーオフ圏内の4位。岡崎は26試合で8ゴールと二桁得点も視野に入れている。この成績を見る限り1シーズン目からすんなりとチームに入り込めたように思えるが、決して順風満帆ではなかったようだ。

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