遠藤航がCBで攻撃の起点。ドイツ杯敗退も1部昇格へ「ポジティブ」

  • 了戒美子●文 text by Ryokai Yoshiko
  • photo by AFLO

 ドイツ杯レバークーゼン戦にフル出場した遠藤航(シュツットガルト) ドイツ杯レバークーゼン戦にフル出場した遠藤航(シュツットガルト) 2月4、5日に行なわれたドイツ杯3回戦。4日は、大迫勇也が所属するブレーメンがドルトムントを破り、長谷部誠と鎌田大地のフランクフルトがライプツィヒを撃破する番狂わせがあった。

 5日は、遠藤航がプレーする2部のシュツットガルトが、1部のレバークーゼンと対戦した。シュツットガルトは互角の戦いを見せ、0-0の時間帯が長く続いたが、72分に先制されると、83分にも追加点を許す。その2分後に1点を返して意地を見せたが、試合は2-1で終了。ベスト8進出はならなかった。

 遠藤はいつものボランチではなく、4バックの左CBでフル出場。敗れはしたものの、試合後のロッカールームは前向きな雰囲気だったという。

「ポジティブでした。監督はいい試合をしたという話をしてくれて、勝ち切りたかったところはありますけど、切り替えて、またすぐ試合があるので、そこに向けて頑張ろうという感じでした」

 今季2部に降格したシュツットガルトにとって、ドイツ杯より重要なのは2部優勝と1部昇格だ。

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