南野拓実が効果的な動きで存在感。
リバプールのスピードに合ってきた (5ページ目)
「うーーん......(長い沈黙)。いや、どうやろ......(沈黙)。(答えるのが)難しいですね。いや、順調じゃないですか。別に悲観するような内容ではないし、まだ始まったばっかりだし。
正直、満足しているというわけではないけど、試合時間も与えられている。だからこそ、結果を残したかったですけど。でも、今の自分の高いモチベーションと、この成長できる環境があれば、よくなっていくんじゃないかなと思います」
「クラブスタッフの顔と名前も覚えてきたし......」と言いかけたところで、「いや、覚えてないな」とボソっと言って、記者団を笑わせていた南野。乗り越えるべき壁は、まだある。現在地にもまだまだ満足はしていないが、高みを目指し、世界最高峰のクラブで階段を一段ずつ登り始めた。
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