吉田麻也がまさかのサプライズ移籍。
サンプドリアのふたりが後押し (4ページ目)
イタリアメディアの多くは、吉田が日本代表のキャプテンであることや、プレミアで最多の出場回数を持つ日本人であることを紹介し、一定の評価をしている。一方で、「サンプドリアは即戦力を求めていたのに、セリエA初挑戦の選手ではその手助けにならないのではないか」という声も聞かれる。イタリアのスポーツ紙『ガゼッタ・デッロ・スポルト』が出したこの冬の補強の評価で、サンプドリアは5.5。スパルとともに20チームの中で一番低かった。
すべてがスムーズに進めば、吉田は2月3日のナポリ戦に出場できる模様だ。ラニエリの使う布陣は4-4-2。トネッリとCBコンビを組むことになるだろう。
「ソルプレーザ」にはサプライズのほかに、プレゼントという意味もある。新天地イタリアで活躍し、吉田麻也には正真正銘の「ソルプレーザ」になってもらいたいものだ。
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