西川潤、バルサ移籍へ秒読み。2人目の日本人を獲得する狙いとは (3ページ目)
すでにチャンピオンズリーグで活躍するホープ、ダニ・オルモは、下部組織からバルサBに昇格せず、ディナモ・ザグレブとプロ契約した。トップチームと連係が取れなくなったことで、逸材が流出し、底が抜け始めているのだ。
そこで、あらためてバルサBを2部に引き上げ、選手に経験を積ませ、トップに引き上げるサイクルを作り直す必要がある。そのためには、補強が欠かせない。西川も、底上げを担うひとりになるはずだ。
もっとも、西川はバルサ入団が決まっても、今年の夏までは日本でプレーし、来シーズンからのプレーになるのではないか。東京五輪代表に滑り込むにも、Jリーグでインパクトを与えることが一番の近道。昨年の久保のような大躍進を見せられるか。
いずれにせよ、安部に続く"日本人2人目のバルサ選手誕生"まで、カウントダウンに入った。
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