久保建英の移籍にもひと役?レアルが「青田買い」に強い理由 (3ページ目)
しかしその後も、期待されながらろくにプレーできず、退団したブラジル人選手は少なくない。シシーニョ、エメルソン、フラビオ・コンセイソンなどは、"期待外れ"だった。ロドリゴ・ファブリ、ルーカス・シルバのように、ほとんどプレー機会もなく、チームを去ったケースもある。2005年の入団時は人気を博したロビーニョも、結局は"パートタイマー"で終わった。
レアル・マドリードは世界のトップクラブだけに、外国人選手はバロンドールの候補になるような活躍をしないと愛されることはない。
「ゴールすることは楽しいよ。でも、パスも好きだ。何より、美しいプレーが好きなのさ」
レイニエルは、プレーヤーとしての信条を語る。いかにもブラジル人らしい。はたして、サンティアゴ・ベルナベウにサンバの音色を響かせるだろうか。
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