大迫勇也の「重要度」に黄色信号。
ブレーメンが大敗続きで自信喪失中 (2ページ目)
「試合前やハーフタイムに選手たちは叫び、鼓舞し合っていた。だが、それはアリバイでそうしただけにすぎず、パフォーマンスで表現しないといけない」
責任を押し付けているように聞こえなくもないが、選手に問題があることは、バイエルン戦後に大迫勇也も指摘していたことだった。
「自信を失うのが早すぎる」
バイエルン戦のブレーメンは、アウェーにもかかわらず積極的に戦い、ボールを奪ってはカウンターを仕掛けていた。先制したのもブレーメン。24分、自陣でのパスカットから縦パスを受けたミロット・ラシカが一気に運び、ネットに突き刺しした。
大迫勇也は2トップの一角で先発、前線で体を張り、起点になった。ツヴァイカンプフ(競り合い)で勝った数は16。67分に退いたにもかかわらず両チームでトップだった。いかに体を張ってチームに貢献していたかがわかる数字だ。
ブレーメンは0-1としたあともペースは保っていた。だが、前半終了間際の45分にフィリペ・コウチーニョに同点弾を、前半アディショナルタイムにロベルト・レバンドフスキに逆転弾を奪われた。2点とも簡単に最終ラインの裏をとられ、巧みなシュートで決められた。とくに2点目は、最終ラインに5人がきれいに並んでいたところを、コウチーニョからの浮き玉のパスでレバンドフスキに抜け出されてしまった。
「2失点目がすべてじゃないですか。ちょっと簡単すぎました。人数は多いけど、全然マークにつけていなかった。やっぱり失点してから自信を失うのが早すぎたというか。40分くらいまではプランどおりに試合を運べていて、すごくよかったんですけど......」と、大迫は言う。
ハーフタイムでも、落胆の気持ちは切り替えられなかった。日本人選手はよく「ドイツ人はバイエルンやドルトムントを過剰にリスペクトして、どうせ勝てないと思っているところがある」と言うのだが、後半のブレーメンはまさにそのような感じだった。前半とは違い、守備的に後ろを固めようとしたが、それもただ人数を揃えているだけで、好き放題に4点を追加された。
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