本田圭佑、五輪へあらためて意欲。
Uー22日本代表にはオランダ組多数 (3ページ目)
堂安はヴィレムⅡ戦の前半、右サイドハーフとしてプレーしたが、後半からトップ下を任された。
「ウインターブレーク明けから、本当に強いチームか弱いチームかの差が出てくると思っている。それまでは弱いチームがたまたま首位に立ったりすることもあるが、ウインターブレーク明けから本当の実力が出るので、アヤックスにこれ以上差を広げられないようにしないと」
堂安にとって、U-22代表に合流するのは初めてのこと。「U-22でも、A代表でも、呼ばれれば100%でやるのが選手」と語る。
「(年代別代表は)U-20ワールドカップ以来。あれからすごく成長している選手もいると思うし、僕もそういう(成長した)姿を見せないといけない。(A代表の監督でもある)森保一監督の目は、僕に厳しく向くと思う。『何してんねん』と言われるのではなく、『さすがだな』と言われるように、A代表の時以上に"ピリピリ感"を持って迎えたいと思う」(ヴィレムⅡ戦後の堂安)
板倉が「金メダルを狙ってます」と言っていたことを伝えると、堂安はフローニンゲン時代のふたりのエピソードを教えてくれた。
「ずっと僕たちは一緒にいた。練習が終わったあとも彼の家に行った。俺が熱く語っているのを、彼は『本当にそうだ』って賛同してくれる。サッカーの話がほとんどだったので、自然にオリンピックの話になっていた」
堂安と板倉は、東京五輪で金メダルを取ろうと誓いあった。
19歳の菅原由勢は、10月のブラジル遠征からU-22日本代表に加わるようになった。
11月10日のエメン戦(3−0)は結局、出場機会を得ることができなかった、だがそれでも、菅原は現在2位と好調のAZにおいて、オランダリーグとヨーロッパリーグでしっかり試合に出続け、出場時間が足りない時にはリザーブチームの一員としてオランダ2部リーグで実戦経験を積んでいる。
「U-17ワールドカップとU-20ワールドカップに出たので、次の目標はオリンピック。そこでの活躍がA代表にもつながってきます。年齢で言えば僕は一番下ですが、誰にでも選ばれるチャンスはあると思います。金メダルへの意識は100%あるし、自国開催というプライドもある。やっぱり選ばれたい」
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