今季のバイエルンとレアルに共通する
「ビッグクラブゆえの悩み」 (5ページ目)
小澤 しかもバイエルンはフロントをクラブのOBで固めすぎているので、大物選手を獲得する際、ドイツ国内のマーケットには強いと思いますが、国外から獲得するための目利き役というか、スカウト網、それから国外の代理人とのパイプは意外と多く持っていないのではないかと見ています。今後は、そこの部分にもメスを入れる必要があるかもしれませんね。
倉敷 レアル・マドリーもそうですが、とりあえず今季のコヴァチとバイエルンはここまでチャンピオンズリーグに救われた部分があります。来季は大規模な変革を行なうという噂ですが、今季はどこまで割り切るでしょうか。コヴァチ政権を存続させる上で、年明け2月から始まるラウンド16以降の現実的な目標はどこか? ライバルチームへリベンジを果たしてファンを納得させられるか。冬の移籍期間の動きも含めて、今後の推移に注目してみましょう。
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