海外3年目の小林祐希。ロシアW杯は「オレがいたら...とは考えた」 (5ページ目)

  • 栗原正夫●文 text by Kurihara Masao

 ストレートな物言いは相変わらず。ただ、小林は時にビッグマウスなどと言われ、いかにもエゴイスティックな選手に思われがちだが、元来プレーは気が利くタイプで、オランダにわたってピッチ内外で我慢することも覚えた。貴重な左利きのプレーメーカーは、中盤ならどこでもこなす器用さを持ち合わせ、物おじしない性格も大舞台でこそ力を発揮しそうな雰囲気を漂わせる。

 森保ジャパンは、まだ船出したばかり。今後もオランダでコンスタントに出場を続ければ、代表に復帰する日もそう遠くはないかもしれない。

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