まだ現役でいけるレジェンド。38歳ジェラード監督が欧州デビュー
51歳の三浦知良(横浜FC)は別格としても、最近では40代で現役を続けている選手が珍しくないなか、世界トップレベルで活躍していた選手が30代で現役引退を決断すると聞くと、少なからずもったいないなという印象を受ける。
ただその一方で、世界的に見ると、40代後半の監督がもはやそれほど若くはないという現状を考えると、彼のような類まれなリーダーシップとカリスマ性を備えた人物が、若くして監督になることは自然のようにも感じる。
スティーブン・ジェラードのことである。
レンジャーズ指揮官としてヨーロッパの舞台に監督デビューしたジェラード サッカーファンなら、ジェラードの名前を知らない人はいないだろう。リバプールではリーグ戦500試合超、イングランド代表でも国際Aマッチ100試合超に出場し、いずれのチームでもキャプテンを務めた、まさにレジェンド級の選手である。
ジェラードはユース時代からリバプール一筋でプレーし続け、2015年にMLSのLAギャラクシーへ移籍。2016年シーズンを最後に、36歳でスパイクを脱いだ。
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