2018.09.20

盤石の勝利。ロナウド退場後に今季のユベントスの強さが際立った

  • 浅田真樹●取材・文 text by Asada Masaki photo by Getty Imeges

 今週開幕したばかりのUEFAチャンピオンズリーグ(CL)で、最も注目を集めた一戦と言ってもいいだろう。グループリーグ第1節、昨季イタリア王者のユベントスは敵地に乗り込み、バレンシアと対戦した。

 ユベントスの今季最大の話題と言えば、もちろん、クリスティアーノ・ロナウドの移籍加入。その話題の主が、CLでの移籍後初戦を、それも昨季までプレーしていたスペインで迎えるとなれば、注目を集めないはずがない。しかも、直前の週末に行われたセリエAの試合で、移籍後初ゴールも決めたとあって、その注目度は極めて高かった。

前半で退場となったユベントスのロナウド 実際、現地のテレビでは試合当日、ホテル入りしたロナウド、スタジアム入りしたロナウド、ピッチ状態を確認したロナウドといった具合に、主役の一挙手一投足を逐一追い、大一番をあおっていた。

 そして試合が始まれば、ユベントスの背番号7がボールを持つたびに、スタンドからは大ブーイング。シュートを外したり、バレンシアの選手と小競り合いになったりと、ちょっとしたことで、スタジアムには耳をつんざくような指笛が鳴り響いた。

 とはいえ、ロナウドだけが悪目立ちし、退屈な試合になることはなかった。