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大迫勇也がリーグ戦初得点に自信。
「希望外の役割」でも楽しんでいる (3ページ目)

  • 了戒美子●文 text by Ryokai Yoshiko photo by Getty Images

 得点を獲るということは、大迫にとって常に大きな課題だ。得点へのこだわりを見せてはいるが、なかなか数字に表れていないからだ。

 昨季は負傷や体調不良もあったが、25試合で4得点。キャリアハイの一昨季は30試合出場で7得点。悪くはないが、ストライカーとして突出した存在とは言いがたい。「ハンパない」というフレーズを流行らせたロシアW杯にしても、よく考えれば1得点をあげたにすぎない。冷静に見れば、ふんだんにあったチャンスを決め切れなかったと言っても過言ではないだろう。

 これまで大迫は、残留を争うために超守備的であることも肯定されるクラブにいた。だが、今季は違う。ヨーロッパリーグ(EL)出場権を狙う古豪で脱皮し、真のフォワードへと成長できるシーズンとなるかもしれない。






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