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メッシ、試合中ほぼ歩きながら決勝ゴール。
バルサ通の3人も驚く効率 (5ページ目)

  • photo by Getty Images

小澤 ローマはそこまで守備が強固というわけではないので、普通にいけばバルサが勝つのではないでしょうか。というのも、グループステージのアトレティコ・マドリー戦でのローマの2試合を見た印象では、ローマはチェルシーのようにバルサの攻撃に対して上手く守ることは難しいと思いますし、開幕戦のスコアレスドローの時も、アトレティコが多くの決定機を作っていました。ローマの守備陣、特に真ん中のマノラス、ファシオというセンターバックがメッシやイニエスタの突破のドリブル、スアレスの動き出しにうまく対応できるとは思えません。

 そういう意味では、よくベスト8まで勝ち上がったと思います。今シーズンから元セビージャのモンチというスポーツ・ディレクターがスタッフ入りした中で、初年度から準々決勝に進出したこと自体が快挙だと思います。

中山 いずれにしても、ローマのエウゼビオ・ディ・フランチェスコ監督は攻撃的な思考の持ち主なので、チェルシーのように引いて守り切るような選択はしないと予想します。力の差も認識していると思うので、もう失うものはないという開き直った戦い方ができれば、意外と良いゲームはできるのではないでしょうか。もっとも、第1戦をカンプ・ノウで戦わなければならないというのが苦しいところで、場合によっては第1戦で撃沈してしまう可能性もあるでしょうね。

倉敷 ホームでの第2戦にローマはどう可能性を残すプランで臨むのか、そのあたりが第1戦の見どころでしょうか。プレビューはまたあらためて行ないますので、よろしくお願いします。

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