現地レポート。5カ月ぶりフル出場した
長谷部誠はどんな様子だったか (5ページ目)
そんな西谷は22分には相手の最終ラインでボールを奪ったところで倒されてダビド・アブラハムの退場を誘発。直後のFKでは左足で決定機を作り出した。身長166cmという体格でもフランクフルトのDF陣に臆することなく挑み、後半もいくつかの決定機を作り出してみせた。試合に敗れはしたが、西谷はその実力を十分に示したはずだ。
試合後、西谷は「普段テレビで見ている選手と一緒にできるというのは本当に光栄です。こういう相手とやって自分がどれだけできるかというのはひとつの挑戦でもあって、できた部分もできなかった部分もありました。ただ、一番は長谷部選手、鎌田選手と対戦できたのが嬉しいという気持ちがあります」と語った。
全く異なるルートでドイツへ渡った日本人選手たちがこうして相まみえるというのは、ドイツ杯の大きな醍醐味のひとつだろう。
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