2017.08.13

現地レポート。5カ月ぶりフル出場した
長谷部誠はどんな様子だったか

  • 山口裕平●文 text by Yamaguchi Yuhei
  • photo by AFLO

 ドイツではシーズンの始まりを告げるドイツ杯1回戦が各地で行なわれている。4部のTuSエルンテブリュック対1部のアイントラハト・フランクフルトの試合では、3人の日本人選手が出場し、昨季のファイナリストであるフランクフルトが苦しみながらも3-0で勝利した。

ドイツ杯TuSエルンテブリュック戦で公式戦復帰を果たした長谷部誠 ケガからの復帰が待たれていた長谷部誠は、右膝を痛めた3月11日のバイエルン戦以来の公式戦復帰となり、先発フル出場を果たした。この日は4-4-2の2ボランチの一角に入ったが、22分にCBのダビド・アブラハムが一発退場となると、その後はキャプテンマークを引き継ぎCBのポジションに入る。数的不利を強いられたフランクフルトは時折、危ないシーンを作られる場面もあったが、長谷部は抜群の危機察知能力でピンチの芽を摘み、無失点勝利に貢献した。

 7月上旬のチームのシーズンインとともに練習に合流した段階では、このドイツ杯初戦ではなく、8月第3週のリーグ開幕戦に間に合えばいいという雰囲気だった。このタイミングで復帰し、先発フル出場を果たせたというのは順調な回復の結果と言える。

 ただし、「個人的な感覚として状態はまだまだ上がるし、上げていかなければいけない」と振り返ったように、まだ状態は完璧ではない。