ケルン大迫勇也「クラブが一番。
日本代表はまったく意識していない」 (4ページ目)
日本なら試合中だって助けてくれる。でも、こっちはみんな個々の我が強いから。"俺はここまで"みたいなプレーも多いし、そのなかで自分の個の力をきわめていかないといけない。まあ、でも、そうやってひとりで頑張るしかないというのもまた、楽しさでもあるんです」
――昨季は『監督からFWとして見てもらえなかった』とも話していましたが、そういうなかで何を心の支えにしていたんですか?
「1トップでは難しいけれど、2トップなら絶対に負けない自信はあった。このブンデスリーガで本当に活躍したいし、結果を残したい。目立つプレーヤーになりたかった。自信はあったんです。自分のいい感じに流れを持っていけば絶対にいけるって。今頑張れば、絶対にいいことが来るなと思っていました」
まだブンデスリーガは6節しか終了していない、6試合で2ゴール。確かに悪い数字ではないが、この結果が何かを保証してくれるわけではない。
「監督からの信頼もすごく感じているから、もっとそれに応えたい。まだシーズンは始まったばかりだから。気を抜いたらすぐに代えられてしまう。もっともっと結果を積み重ねて、自分も上へとステップアップしたい。今はケルンでプレーすることにやり甲斐を強く感じているし、やっぱりクラブが一番だと思っています。日本代表はそのうえでもらえるご褒美みたいなもの。だから、代表のことはまったく意識していないんです」
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