好調なのは原口元気と大迫勇也。
ブンデス日本人選手の明暗くっきり (3ページ目)
第6節レバークーゼン戦は後半26分からセバスティアン・ローデと交代で出場。チームは0-2で敗れたが、こうしたチャンスを生かしてアピールを続けることになる。
長谷部誠のフランクフルトは8位につけている。今季は主にボランチを務めているが、出場は6試合中4試合にとどまっている。ニコ・コバチ監督は勝っても負けてもメンバーを入れ替えることがあり、あまり神経質になる必要はないかもしれないが、ボランチで安定して出場したいところだろう。今のチームが下位争いに巻き込まれてはいないので、落ち着いて戦えるのはプラス材料だ。
11位マインツの武藤嘉紀は、ヨーロッパリーグのカバラ戦で右膝を再び負傷した。この試合では41分に貴重なアウェーゴールを決めており、相手選手との接触プレーによるケガは不運としか言いようがない。
今季、武藤は「短い時間でもワンチャンスをものにしなくては」という自らの言葉を実行に移してきた。開幕戦のドルトムント戦は81分から出場。第3節は66分からの出場で1得点を挙げている。「結果でチーム内の序列を変える」と意気込んでいた矢先の負傷になってしまったが、じっくりと治していくしかない。
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