まもなく閉まる欧州サッカー移籍市場。気になる日本人選手動向まとめ (3ページ目)
宇佐美貴史は2度目のドイツ挑戦を決断し、アウクスブルクへ移籍。以前にバイエルンとホッフェンハイムに在籍していた頃はガンバ大阪からのローン契約だったが、今回は正式加入となり、下部組織から育ったガンバ大阪に150万ユーロ(約2億円)の置き土産を残して欧州へ旅立った。
ク・ジャチョルとチ・ドンウォン、ふたりの韓国代表らと共にアタッカー陣に名を連ねているが、ドイツカップ1回戦のラーベンスブルク戦はベンチに入りながらも出番はなし。とはいえ、ブンデスリーガが開幕すれば、テクニックで他を凌駕する24歳の日本代表FWにも、必ず出場機会が訪れるはず。そのチャンスを生かして、2度目のドイツでの日々を充実させたいところだ。
ハノーファーからマルセイユ(フランス)に移った酒井宏樹と、ダンディー(スコットランド)から無所属の時期を経てメス(フランス)に新天地を求めた川島永嗣はフリーで移籍。26歳の前者はフランス南部の名門で右SBとしてレギュラーを獲得しているが、チームはリーグ・アンでここまで1分1敗と白星がない。一方、33歳の後者はまだ控えGKとしてベンチにも入れておらず、初挑戦のフランスで厳しい日々が続いている。また、8月中旬に磐田の小林祐希がオランダのヘーレンフェーンに加入したが、こちらの移籍金は公表されていない。
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