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まもなく閉まる欧州サッカー移籍市場。気になる日本人選手動向まとめ (4ページ目)

  • 井川洋一●文 text by Igawa Yoichi
  • photo by Getty Images

 他国のクラブへの移籍が囁かれていたミランの本田圭佑は、ここに来て残留の線が濃厚に。現地報道によると、先ごろ、プレミアリーグのサンダーランドが1000万ユーロ(約13億4千万円)の正式オファーを出し、クラブ間では合意に至ったものの、本人が欧州カップ戦の出場権を持たないクラブへの移籍に難色を示し、破談となったようだ。

 しかしながら、ミランではビンチェンツォ・モンテッラ監督の構想には入っていないと目されており、トリノとのセリエA開幕戦でも最後までベンチを温め続けた。ただし、右ウイングのファーストチョイスは現時点ではスソだが、30歳の日本代表も昨季と同じように開幕後にアピールを続ければ、新指揮官の信頼を勝ち取ってレギュラーを奪取できるはずだ。

 残りの移籍期間に、新たに日本人選手が欧州のクラブへ移籍する可能性は低いだろう。Jリーグの選手としては、昨季途中にフランクフルトから興味を持たれていると報じられた柴崎岳らが海外移籍への意欲を持ち続けているようだが、今オフにはこれといった話が漏れてきていない。

※推定移籍金はすべてtransfermarkt.deより

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