CLに進めず久保裕也が明かす本心。「このクラブを出たいけど...」
今季のチャンピオンズリーグ(CL)本戦出場32チームが出揃った。プレーオフに出場していた久保裕也が所属するヤングボーイズ(スイス)と南野拓実が所属するザルツブルク(オーストリア)は敗退し、夢の舞台まであと一歩、届かなかった。
チャンピオンズリーグ予選を戦ってきた久保裕也だが、本戦出場はならなかった ヤングボーイズがプレーオフで対戦したのは昨季ドイツ4位のボルシアMG。すでにホームで行なわれた第1戦は1-3で敗れており、8月24日に行なわれた第2戦は1-6とさらに大差をつけられて敗退が決まった。
「僕たちがいいプレーをできなかっただけのこと。しょうがない」と、久保は語った。大敗でさばさばと割り切ったというわけでもなく、かといって憔悴した様子でもない。穏やかな話しぶりからは素直な悔しさが伝わってきた。
試合は序盤に決着がついた。ボルシアMGは9分、トルガン・アザールの得点で先制。アウェーゴール方式のため、ヤングボーイズにとっては、この時点で4点を取らなければ逆転できないという難しい展開になった。反撃に出る前に勢いを削がれてしまい、前半のうちに3失点。再三サイドからカウンターをしかけられ、GKと1対1の場面を作られた。
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