ポグバはマラドーナ×20倍=135億円。
移籍金が天井知らず (4ページ目)
クロップ監督もまた、今夏の移籍市場で複数の選手を獲得しており、その中には前述のサディオ・マネも含まれる。ただしそれらは、「長期にわたるスカウティングによるもの」であり、「タレント、スキル、ポテンシャルに加えて、特に性格を重視して」決断した結果であると説明する。
スーパースターではない選手にまで3000万ポンドが費やされるのが当たり前になった移籍マーケットでは、今後、文字通りケタ違いの最高額が更新されるのも時間の問題だろう。中東や中国などのスーパーリッチたちも参入してきた今、さらなる高騰は避けがたいものとなったのである。
これをゴシップとして楽しめる人にとっては悪くない状況かもしれないが、辟易している人たちは、クロップ監督が言うように、このスポーツから離れた方がいいのかもしれない。誰が望んだか、21世紀のフットボールはそんな一面を持つに至っている。
※推定移籍金額はすべてBBCから引用
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