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バーディー不在の非常事態。
岡崎慎司が「自分の価値」を証明する (4ページ目)

  • 田嶋コウスケ●取材・文 text by Tajima Kosuke  photo by AFLO

 ここまで22ゴールを挙げているバーディー。一方、岡崎は5ゴールだ。献身性やハードワーク、クレバーな動きが評価され、チームにとって欠かせぬ存在になっている岡崎だが、次節では何よりもゴールが必要とされる。そして、ネットを揺らして勝利に導くことこそ、ストライカーとして強く望んでいることでもある。

 4月18日に行なわれたストーク・シティ戦で4-0の勝利を挙げた2位のトッテナム・ホットスパーは、首位レスターとの勝ち点差を「5」に縮めた。これ以上、レスターも立ち止まっていられない。

 そして前に進みたいのは、岡崎も一緒だ。主審を侮辱したとして、バーディーの出場停止処分が拡大される可能性もあるなか、日本代表FWにかかる期待と重責は、これまで以上に高まっている。

 今季リーグ戦で、バーディーを欠いて戦うのは初めてのこと――。自らのゴールで、レスターを勝利に導けるだろうか。

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