初戦はベンチも、ミラン新監督ブロッキは「本田圭佑の印象はとてもいい」
サンプドリア戦では出番がなかった本田圭佑(BUZZI/FOOTBALL PRESS) 前回のコラムからたった7日しか経っていないというのに、ミランはまったく別なものになっていた。
先週の月曜日、シルビオ・ベルルスコーニ会長はシニシャ・ミハイロビッチとのビジネス関係を解消することを決意、その後をクリスティアン・ブロッキに託すことにした。
ブロッキは2014年、前任のフィリッポ・インザーギがトップチームの監督に就任した時から、ミランのプリマヴェーラ(ユース)を率いてきた監督だ。選手としてはミランのジュニア、ユース部門の全てのカテゴリーを駆け上がった生粋のミラン育ちだ。1995年にプロ選手になると、経験を積むために様々なチームを転々としたが、2001年にはミランに戻り、2008年までプレーした(途中、2005~06の1シーズンのみフィオレンティーナでプレー)。
ロッソネロのユニホームを着てプレーした試合は99回。その間にスクデット1回、チャンピオンズカップ2回、コッパ・イタリア1回、ヨーロッパスーパーカップ1回、クラブW杯で1回の優勝を果たしている。
彼のミラントップチームでの100回目の公式戦は、なんと監督としてのものだった。デビュー戦は幸先よく白星発進。それも難しいサンプドリアのホームでの試合だった。
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