2016.04.21

フィテッセ・太田宏介の基盤を作った
「都並」と「三浦淳」の言葉

  • 中田徹●取材・文 text by Nakata Toru  ルート・フースト●写真 photo by Ruud Voest

フィテッセ・太田宏介インタビュー@後編

 J2の横浜FCからプロ生活をスタートさせ、10年後にオランダ・フィテッセへの完全移籍を実現させた太田宏介。現在28歳――。異国の地でプレーする今の心境を語ってもらった。

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フィテッセで充実した日々を送っている太田宏介――インターナショナルマッチウィーク目前のフローニンゲン戦(3月20日)後、「(2週間のリーグ中断期間は)日本へ帰る予定だったんですけどね。代表に選ばれて」と冗談っぽく話しながらも、悔しさをにじませていましたが。

太田宏介(以下:太田) オランダに来たからと言って、いきなり(昨年8月以来の)代表に復帰できるとは思ってなかったので、(落選は)受け入れています。それでも、「入れたらいいなあ」という思いもありましたが……。まず、自分がしないといけないことは、オランダで継続してしっかりと安定したプレーを見せること。今は頑張るしかありません。

 オランダは明確なウインガーがいるスタイル。しかもマンツーマンが基本だから、味方のセンターバックのカバーリングもあまりない。だから、サイドバックからすれば最高に面白いリーグだと思いますよ。「究極の1対1」をやっているんですから。しっかり左サイドで主導権を握れるようになったら、代表に復帰できると信じています。