自分に厳しい岡崎慎司。
マンC撃破で優勝が見えても笑顔なし (4ページ目)
話がタイトル争いに及んでも、岡崎の姿勢はブレない。今回の勝利で優勝オッズが2.75倍のリーグトップに上昇し、優勝候補の「本命」へと名乗りを上げた。ちなみに、開幕前の時点でレスターの優勝オッズは5000倍。「奇跡のリーグ優勝」が視界に入ってきても、自分のプレーに集中したいと話す。
「優勝? 全然考えてないですね。自分のプレーのことしか考えていないので」
「脇役ではないが、FWとしてそこに甘んじているわけにはいかない」と岡崎は続ける。優勝を目指すチームの"一員"という位置づけに満足せず、さらにその先を目指す──。たしかに、序列を「不動のCF」へ引き上げるには、ゴールを量産していくしかないだろう。
笑顔を見せることなく語った岡崎の表情から、決して現状に甘んじないという強い決意が伝わってきた。
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