2016.02.09

自分に厳しい岡崎慎司。
マンC撃破で優勝が見えても笑顔なし

  • 田嶋コウスケ●取材・文 text by Tajima Kosuke  photo by AFLO

 レスター・シティの快進撃が止まらない。

 2月6日に行なわれたマンチェスター・シティとの首位攻防戦に勝利し、その差を6ポイントに広げた。週末のワトフォード戦で勝利したトッテナム・ホットスパーが代わりに2位へと浮上したが、それでもレスターとの差は5ポイント。上位陣に差を詰められるどころか、2月に入っても順調に白星を重ね、首位の座をガッチリと固めつつある。

絶好のチャンスでゴールを決められず天を仰ぐ岡崎慎司 マンチェスター・C戦は、そんな彼らの充実ぶりを証明する内容であった。3分にフリーキックからDFロベルト・フートのシュートで先制。幸先よくスタートしたが、前半の中盤からマンチェスター・Cが息を吹き返す。それでも、レスターは慌てなかった。前半を1-0で折り返すと、後半開始直後にMFリヤド・マフレズが追加点。ここからレスターペースで進み、終わってみると3-1の快勝だった。

 試合後の岡崎慎司は、「最初にゴールを奪い、『耐えれば何とかなる』と頑張れた。前半に関しては、マンチェスター・Cのほうが強かった。ただ、俺らが2点目を入れてから相手が焦り出し、前半のような落ち着きがなくなった」と、2点目が試合のターニングポイントだったと述懐した。

 しかし、岡崎自身のパフォーマンスに話が及ぶと、表情を曇らせた。「勝ったのはチームのおかげ」と述べ、「このビッグマッチでゴールを決めるかどうか、自分は今日の試合に懸けていたので、ゴールを決めたかった。今日はそれだけです。決めること以外、考えていなかった」と思いの丈を口にした。