ミランCEOも絶賛した本田圭佑の「イタリア人と違うメンタリティー」
ウディネーゼ戦にフル出場した本田圭佑(BUZZI/FOOTBALL PRESS) 来シーズン、ヨーロッパの舞台で戦うための大きなチャンスをミランは逃してしまった。毎回このコラムを読んでくれている読者の皆さんにとっては「またか......」と感じるフレーズかもしれないが、それが現実なのだから仕方がない。7日、ミランはホームでウディネーゼと引き分けた。
前半、ミランはとても低調で、17分には相手に先制を許してしまう。300分を超えていた無失点記録もここで途絶えてしまった。リーグ後半に入ってからの初のホームでの失点でもある。
ただ、ハーフタイムにシニシャ・ミハイロヴィッチが手綱を引き締めてからは、ミランはまるで違うチームに変わった。この流れは先週のダービー(3-0で勝利)や週半ばに行なわれたパレルモ戦(2-0で勝利)と同じである。
3分後にはムバイ・ニアングの今シーズン8ゴール目となるシュートが相手ゴールに突き刺さった。その後はミランの一方的な攻撃が続くが、ボールはなかなか枠内に飛ばず、終盤になってアンドレア・ベルトラッチがシュートを放ったが、これはゴールバーに阻まれ、ミランは勝利を手にすることができなかった。冒頭でも述べたように、ここで勝利しておけばトップ集団との差をさらに縮められただけに、残念である。
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