「愛されていない本田圭佑」の献身プレーにサポーターから拍手 (2ページ目)
実際に本田はこれまでの数試合と同様、レギュラーとして先発出場。そのままキックオフの笛までピッチに留まった。この90分間、本田は休むことなく動き、ピッチのすべての場所でチームに貢献した。守備の場面ではプレッシャーをかけ、敵の動きをコントロール。攻撃の場面ではイグナツィオ・アバーテとの息の合ったコンビプレーで何度もチャンスを作った。
データを見ると本田はこの試合で実に11キロを走った計算になり、それはミランの選手の中では3番目、両チーム22人の中では5番目の多さだった。またボールを取り返した回数でも、トップ3に入った。彼の活躍は誰の目にもはっきりとわかるもので、これには手厳しいサンシーロのサポーターも拍手を贈った。ミラニスタの歓声は、ミハイロヴィッチの前日のコメントの正しさを裏付けた。
「いつまでも悪い結果ばかりではない。このチームは試合を追うごとに成長している。今のこのスピリットと集中力をキープしていくことが大事だ。選手たちは他のチームメイトのために走り、ロッカールームはまとまっている。残念ながら外部の人間からは我々は信頼されていないが、チームの中の人間は常に自信を持っている。
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