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ミランCEO、マドリードへ。本田圭佑の残留は確実だ (3ページ目)

  • ステーファノ・メレガリ(『Forza Milan!』編集長)●文 text by Stefano Melegari  利根川 晶子●翻訳 translation by Tonegawa Akiko

 またマドリードといえば、もうひとつのチーム、レアル・マドリードのカルロ・アンチェロッティが解任されることとなった。信じられない出来事ではあるが、ミランはこれでまた偉大なカルロをミラネッロに取り戻すという夢も持てるようになった。ただ実際のところ、それはかなり難しそうだ。アンチェロッティ自身が健康上の理由から1年は休養が必要だと述べている。その間に彼が家を持つカナダのバンクーバーで手術を受けるつもりで、どこかのチームを率いるということは今のところ考えられないようだ。

 それに忘れてはならない。インザーギは今もミランの監督だ。彼とミランとの契約は2016年の6月まで残っている。来シーズンミランのベンチに必ずしも新しい監督が座るとは決まっているわけではないのだ。

 ただ一つはっきりしているのは、新シーズンも本田圭佑の姿をミラネッロで見られるということだ。ここ数試合の本田のプレイを見ていると、また開幕当初の調子を取り戻しつつあることが分かる。もう少し復調が早かったら、ミランの今シーズンも変わっていたかもしれないのにと悔やまれるが、とにかく本田は来シーズン、“栄光のミラン”を取り戻すためには欠かすことのできない重要な存在であることは確かだ。


オフィシャル誌編集長のミラン便り>

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