快勝ドルトムント。香川真司の言葉に表れた復活の兆し (3ページ目)
不調で追いつめられた時の香川は、まるで呪文のように「得点という結果を」と繰り返す。マンU時代も、ドルトムントに復帰してからもそうだった。だが、この日の「あれが決まっていれば」というニュアンスは、自分が得点を決めたかったというより、決まっていればチームが楽に試合を進められたのに、というものだった。ささいな違いかもしれないが、意味合いは決定的に違う。
香川は今後、クロップの信頼を完全に取り戻さなくてはならない。自身もさらに調子を上げていかなければならない。だがその兆しはクリアに見えるようになってきた。そんな変化に思えた。
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