W杯で日本は止められるか。新タイプのトップ下プレイヤーたち (4ページ目)
その他で注目したいのはゲッツェ(ドイツ代表//バイエルン)。スタメン候補ではないが、この選手もユーティリティだ。1トップ下はもちろん、4-2-3-1の3のサイドもできる。トーマス・ミュラー(ドイツ代表/バイエルン)も同型。ドイツの1.5列目は、多彩な組み替えが可能だ。
かつての10番像はもはや完全に崩壊した。悪い意味で、すっかり古典的になった。だが、この大きく変わったサッカーの概念についていけずにいる人がまだ日本には少なからずいる。選手もしかり。現代の1トップ下像こそ、今回のW杯で日本人が最も目を凝らすべき点ではないかと僕は思う。
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