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【Jリーグ】FC町田ゼルビアにあの勝利の方程式が戻ってきた 堅守復活の中身とキーマンの存在 (4ページ目)

  • 篠 幸彦●取材・文 text by Shino Yukihiko

【攻撃も好調。ロングスローからも得点】

 こうした守備の改善がなされたうえで、3連勝したアルビレックス新潟戦後にFW相馬勇紀は好調な守備について次のように語る。

「今まで迷いながらやるところもあったが、この3試合はスタッフから組織として守り方がはっきりと提示されているので頭も整理できている」

 すべての試合で守備がハマっているわけではないが、試合ごとに入念に対策がなされ、チームに迷いがないという。

 攻撃においても後期の5試合で12得点と絶好調だ。とりわけ5試合4得点を挙げた相馬のクオリティは、その象徴である。また、黒田監督は攻撃が好調な一因をこう述べる。

「林、望月(ヘンリー海輝)という両ウイングバックがゴール前に関われるようになったのは大きな成長。相馬、西村という2シャドーの武器があるがゆえにウイングバックがより生き、相手は下がらざるを得なくなり、強気に出られないところもある」

 さらに、開幕戦で負傷離脱したDF菊池流帆が完全に復帰したことで、セットプレーの脅威がより増したことも挙げなくてはならない。実際、菊池は清水戦、東京V戦と2試合連続でセットプレーから得点し、勝利に貢献している。

 とくに東京V戦は攻撃陣がうまく機能しなかった。そのなかでロングスローから菊池がワンチャンスで決勝点を奪った。流れと関係のないセットプレーから点が取れるというのは、町田の大きな強みである。

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