Jリーグ年間ベストイレブンを独自選考「陰のMVP」「異論なしの活躍」「歴代最強レベル」な選手たち (4ページ目)
【外せないのは浦和の堅守を支えた3人】
中山 淳(サッカージャーナリスト)
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FW/エウベル(横浜FM)、大迫勇也(神戸)、武藤嘉紀(神戸)
MF/渡辺皓太(横浜FM)、山口蛍(神戸)
DF/初瀬亮(神戸)、マリウス・ホイブラーテン(浦和)、アレクサンダー・ショルツ(浦和)、酒井高徳(神戸)
GK/西川周作(浦和)
ヴィッセル神戸の初優勝で幕を閉じた今シーズン。当然ながら、ベスト11には優勝チームの神戸と、最後まで優勝争いを繰り広げた横浜F・マリノスの選手でその多くが占められる。
ただし、それでも外せないのは4位浦和の堅守を支えた3人。シーズンを通して高いパフォーマンスを披露したGK西川と、鉄壁の最終ラインの要となったマリウス・ホイブラーテン&アレクサンダー・ショルツのセンターバックコンビだ。
チームの順位こそ4位だったが、彼ら3人の活躍を抜きにして今シーズンのJリーグは語れない。
サイドバックはヴィッセルの酒井と初瀬。セレッソ大阪の毎熊晟矢の成長と充実も見逃せないが、ここは優勝チームの2人を選出。
ボランチは神戸の優勝に大きく貢献したベテランの山口と、2位横浜FMの中軸となった渡辺の2人を選びたい。
そして前線の2列目は、右に武藤、左にエウベル、1トップ下に大迫の3人。1トップは大迫とともに得点王を受賞したアンデルソン・ロペスで異論はないだろう。
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