サッカーの本質をサガン鳥栖監督が語る「こんなサッカーならやめたほうがいいと思った」 (5ページ目)

  • 小宮良之●文 text by Komiya Yoshiyuki
  • photo by Matsuoka Kenzaburo/AFLO

 なかなか見つからないんでしょうけど、探すのは楽しいです。勝ち続ける方程式があったら、1敗もしない。不可能でも追い求めたいし、そのための実験、実証を続けていくだけです。2シーズン、鳥栖でやらしてもらって、上積みがあり、クラブの性格も変わってきました。来年(監督を)やるとすれば3シーズン目、より成果を上げていきたいですね」

Profile
川井健太(かわい・けんた)
1981年6月7日、愛媛県生まれ。現役時代は愛媛FCでプレー。指導者としては環太平洋短期大学部サッカー部監督を皮切りに、愛媛FCレディースヘッドコーチ、日本サッカー協会ナショナルトレセンコーチ、愛媛FCレディース監督、愛媛FC U‐18監督、愛媛FC監督、モンテディオ山形コーチを経て、2022シーズンからサガン鳥栖監督に就任した。

プロフィール

  • 小宮良之

    小宮良之 (こみやよしゆき)

    スポーツライター。1972年生まれ、横浜出身。大学卒業後にバルセロナに渡り、スポーツライターに。語学力を駆使して五輪、W杯を現地取材後、06年に帰国。著書は20冊以上で『導かれし者』(角川文庫)、『アンチ・ドロップアウト』(集英社)など。『ラストシュート 絆を忘れない』(角川文庫)で小説家デビューし、2020年12月には『氷上のフェニックス』(角川文庫)を刊行。

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