元日本代表、J1実績豊富な選手がズラリ。J3の「銀河系軍団」FC岐阜は本当に強いのか
J1、J2に遅れること3週間。今季J3が開幕した。
2014年に誕生し、9シーズン目を迎えるJ3に参戦するのは、全18クラブ。うち半数の9クラブは、すでにJ2以上のカテゴリーを経験しており、全体的なレベルの向上と各クラブの実力が接近してきていることを物語る。
J1やJ2に比べ、その歴史はまだまだ浅いとはいえ、「J」を冠する3番目のリーグとして、だいぶこなれてきた印象だ。
そんなJ3にあって、今季大きな注目を集めているのが、FC岐阜である。
J3では群を抜いた戦力がそろうFC岐阜この記事に関連する写真を見る 岐阜には、昨季からすでにMF本田拓也、MF柏木陽介が所属していたが、今季新たにFW田中順也が加わったことで、元・日本代表トリオが誕生。また、DF宇賀神友弥、DFフレイレ、MF菊池大介ら、J1実績豊富な選手も複数移籍加入し、J3クラブとは思えないほどの巨大戦力がそろった。
さらに新指揮官には、Jリーグで複数のクラブを率いてきたばかりでなく、ベトナム代表監督の経験も持つ三浦俊也監督が就任。豪華戦力を抱えながらも、決して大雑把な戦い方になることなく、緻密なチーム作りが進められそうだ。
昨季は6位に終わり、J2昇格を逃した岐阜だが、今季はもはや別のチームと言っていいだろう。
実際、今季第1節のY.S.C.C.横浜戦を見ても、先発11人のうち9人が新加入選手。そのうち4人は、この試合がJ3デビュー戦だった。
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