豊田陽平が語る移籍、J2残留、そして「死んでいないことを証明したかった」 (3ページ目)
それで十分だったんですが、原点に戻って、好きなサッカーをやり抜くことも大切だ、と考えるようになったんです」
信念をもってプロサッカー選手としての道を歩み、ファンから愛された。ひとつのクラブでレジェンドになった。その最後は、ひとりのサッカー少年に戻るということか。
「思った以上に、自分はサッカーが好きだったんですね!」
豊田はそう言って、目尻に皺を寄せた。
12月24日、豊田は栃木を退団し、同じJ2のツエーゲン金沢へ入団することを発表している。故郷へ錦を飾ることになった。プロサッカー選手としての最終章だ。
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