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サッカー芸人ヒデが選ぶ、BBQが絶対に楽しくなる選手ベスト5。妄想が暴走するその結果は? (2ページ目)

  • text by Sportiva
  • 木鋪虎雄●撮影 photo by Kishiku Torao、Getty Images

4位 澤穂希(元読売SCベレーザなど)

 僕は彼女が15歳くらいの時から知っています。僕が吉本興業に入って1年目くらいの時、ベレーザの練習場の近くの居酒屋に1年間住み込みで働いていたんですが、その居酒屋にベレーザが打ち上げに来ていました。そこにまだ一番年下の澤選手がいました。もちろんお酒を飲むことはありませんでした。当時から、物腰が柔らかくて、乙女なところがあって、大好きでした。

 ただやはりピッチに立つと、まるで違った一面を見せてくれる選手でした。彼女の名言に「苦しい時は私の背中を見て」という言葉があるように、強いキャプテンシーがあって、愛国心も持っていました。

 その姿勢を必ずBBQでも発揮してくれると思います。彼女の背中を見て、みんな「よし火を起こそう」とか、「空いている食器を片づけよう」と思うんじゃないかと思うんです。彼女は強いメンタルとフィジカルを持っていますから、もしかしたら現地調達、ジビエでいくかもしれませんね(笑)。

3位 クリスティアーノ・ロナウド(マンチェスター・ユナイテッド)

 彼にはかつて単独インタビューをしたことがあるんです。その時に握手をしたんですが、その後1週間くらい、手にいい匂いが残っていました。あれは香水ではなく、体臭だったと思います(笑)。

 彼のプレーは見ての通り、まさに完璧の一言。2006年のドイツW杯で彼のプレーをスタジアムで見ましたが、対戦相手のルーニー(イングランド)を挑発して結果的に退場に追いやるなど、まだやんちゃな一面がありました。ただ今はそんな面影は一切ありませんし、プレーにまったく無駄がないですよね。

 そういえば、かつてロナウドがマドリードに住んでいた時に、彼が頻繁に訪れていたというレストランに行ったんです。そこで彼がいつも座るところに僕も座らせてもらいました。「クリスティアーノが最近食べた料理をそのまま持ってきてくれ」と頼んだところ、めちゃめちゃ豪勢な料理が並びました。驚いたのがオレンジジュースのデキャンタがどんどんと置かれたこと。たぶん2Lくらいあったと思います。その量のオレンジジュースを飲んでビタミンを補給するんだそうです。とにかく自分のパフォーマンスを上げるために、24時間、すべてを考え抜いている人ですよね。

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