検索

圧倒的に強い青森山田の"ラスボス"ぶりが、高校サッカー界にもたらす意外な効果 (4ページ目)

  • 松尾祐希●取材・文 text by Matsuo Yuki
  • photo by kyodo News

「サッカーの難しさや怖さを最後の最後にまた感じさせられました。1試合、1試合成長することができたけど、この負けで彼らがまた成長してほしい」とは米子北の中村真吾監督の言葉。冬の高校サッカー選手権で青森山田を倒して日本一を達成できたのであれば、ひと夏の経験が大きな意味を持ったと言えるだろう。

 一昨年度と昨年度は青森山田が高校サッカー選手権で準優勝に終わったが、敗戦を糧に呆れるほどの強さを身につけて、この夏、再び全国の頂点に立った。

 その姿を見て、周りのチームが再びレベルアップを目指す。インターハイで垣間見えた"ラスボス"とライバルたちの関係性が続く限り、個々のレベルが高まり、高校サッカー界が今以上に面白くなるはずだ。

◆集英社ムック
『Sportiva TOKYO 2020 オリンピック 総集編』発売!

発売日:8月23日
定価:1760円(本体1600円)

【内容】

●Medal獲得数は58個!
日本人メダリストを紹介

●ニッポン野球の底力!
侍ジャパン、歓喜の金

●サッカー U-24日本代表
本気で金メダルを狙った男たち
「史上最強」ゆえの涙

●前代未聞のオリンピックが開幕するまで
険しすぎた道のり

以上のほか、必読の特集が満載。永久保存版の1冊‼

購入はこちらから

‣Amazon
https://www.amazon.co.jp/dp/4081023336

‣セブンネット
https://7net.omni7.jp/detail/1107224540

◆【写真】2021年高校サッカーインターハイ 注目の10人

4 / 4

関連記事

キーワード

このページのトップに戻る