Jリーグ史上最大の移籍失敗例。代表クラスの超大物がまさかの結果に (4ページ目)
しかし、前年にアジア王者となった浦和を、さらに高みへ引き上げると期待されたストライカーの移籍1年目の成績は、27試合出場6ゴール。2年目になっても、32試合4ゴールと振るわなかった。
2007年当時の際立ったパフォーマンスはもちろん、ジュビロ磐田時代にはシーズン26ゴールを挙げ、得点王とMVPの二冠を獲得していることを考えると、まさか、まさかの結果だった。
大物の移籍であればあるほど期待は大きく、その分、期待に応えられなかったときの失望も大きくなる。ファンの大きなため息を聞くのは大物選手ゆえの宿命とはいえ、移籍とはかくも難しく、リスクをともなうものなのである。
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