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鬼気迫るプレー。若手サブ組がFC東京の来季を明るく照らす (3ページ目)

  • 原山裕平●取材・文 text by Harayama Yuhei
  • 佐野美樹●撮影 photo by Sano Miki

 ほかにも、最終ラインで身体を張った昇格1年目のCB木村誠二、アンカーとして攻守に存在感を放った21歳の品田愛斗も安
定したパフォーマンスを示し、アピールに成功している。

 今季のFC東京はコロナ禍のハードスケジュール、ACLへの参戦、さらには橋本拳人、室屋成と主力ふたりの海外移籍も加わり、まさに総力戦が求められた。そのなかで、長谷川監督はリーグ最多となる32人の選手を起用している。目に見える結果は残せなかったとはいえ、リーグ戦、あるいはACLの戦いを経て、手にした経験値は計り知れない。

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 今季も残り1試合。すでに来季のACL出場の目標は絶たれているが、1月4日にはルヴァンカップ決勝が待ち受ける。厳しいシーズンの掉尾を飾る場で、栄光をもたらすヒーローは、逞しく成長を遂げた若手のなかから生まれるかもしれない。

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