カズ、J1最年長出場記録更新!
いまこそ振り返りたいキング伝説の数々 (3ページ目)
京都パープルサンガ、ヴィッセル神戸、横浜FCでカズとともにプレーした望月重良(現SC相模原代表)は現役時代の晩年、大腿骨骨頭壊死症という難病と闘い、苦しいリハビリを続け現役復帰を目指していた。思うように体が戻らない中、ストレスが溜まっていた望月は、当時、神戸に所属していたカズに会いに行った。リハビリの大変さや苦しさを話していると、カズがポツリといった。
「おまえ、俺より先に引退するのか?」
その言葉に我に返った望月は、必死にリハビリをして、その年に横浜FCと契約。2年ぶりにピッチに立ち、その1年後に引退する。そして2008年、SC相模原を創設。そして創設以来、カズの代名詞でもある背番号11は空けている。もちろん、いつ来てもらってもいいように。
オファーがある以上、「キング・カズ」伝説はまだまだ続きそうだ。
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