浦和レッズ、開幕戦勝利も不安になる内容。「引き分けが妥当だった」 (5ページ目)
内容的には芳しくなかったが、柏木が言うように負け試合を勝ちに持っていったところに、昨季とは異なるたくましさが感じられた。
先週に行なわれたルヴァンカップも含め、今季の公式戦2試合で8ゴールと得点力が向上。昨季はリーグワースト4位の34得点で、これが響いて14位と低迷しただけに、ひとまずウイークポイントの解消に向けて、着実な成果を見せている。
一方で、攻撃の連動性だけでなく、サイド攻撃への対応にもろさを見せ、あっさりと2失点した守備にも改善ポイントはある。
期待と不安が入り混じる開幕戦。結果は前者で、内容では後者と、復権への一発回答は示せなかった。もちろん、まだ始まったばかり。結論を出すのは早計だ。浦和の未来に待つものは、果たして......。
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