横浜FM、問題なのは失点数。だが「らしさ」を見せた後半は上々だ (4ページ目)
昨季終盤、対戦相手が舌を巻くような強さを見せつけたことを考えれば、あまりに物足りない試合だったのは間違いない。自陣であっさりとボールを失い、失点を重ねる様は目を疑うような光景ではあった。
だが、ポステコグルー監督の言葉を借りれば、「人間はミスをする。完璧はありえない」。
やらずもがなの失点で3度のリードを許しながら、3度とも追いつくあたりはさすがの強さ。90分間全体を通してみれば、F・マリノスらしさの軸はブレていなかった。新シーズン初戦としては、それほど悪い試合ではなかったように思う。
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