Jリーグ新プロジェクトの狙い。
移籍金を10倍にするために必要なもの (4ページ目)
イングランドのU-21プレミアリーグ(現在の名称はプレミアリーグ2)のように、そこではトップチームで出場機会のない選手をオーバーエイジとしてプレーさせる案も検討されているという。運営、財源、日程調整といった課題が山積しているなかで、それを実現させることができるかどうかは、それ以外の施策の推移とともに要注目である。
華やかな日本代表戦やJリーグの舞台と違い、育成改革とそのプロセスが脚光を浴びることは滅多にない。しかし、これから突き当たるであろういくつもの壁を乗り越え、このプロジェクトを好循環させることができれば、ドイツ、フランス、そしてイングランドがそうであるように、このプロジェクトが日の目を見るときは必ずやってくる。
日本サッカーに世界水準の育成の土壌を根付かせるためにも、そしてJリーグが広げた大風呂敷を安易にしまわせないためにも、ファンとメディアが厳しく長い目でそれを見続ける必要がありそうだ。
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