サンフレッチェの「ロケットスタート」は
春の椿事なのか、それとも... (4ページ目)
開幕10試合を8勝1敗1分けは、文句をつけようがない好成績だ。しかし、これを今季の快進撃の序章とするのか、春の椿事(ちんじ)で終わらせるのかは、キャプテンの言うようにこれからの戦い次第である。
長く続いた連勝のストップをきっかけに、一転不振に陥るケースは決して珍しくない。ここまでの試合内容がそれほどよくないとなれば、なおさらだ。率直に言って、スタートダッシュは出来過ぎだった。城福浩監督は言う。
「今季初めての負け。今求められているのは(気持ちの)切り替えだ」
とにもかくにも、すべてはそこにかかっている。
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