屈辱のJ3転落で「芯」が通った大分トリニータ。超速J1昇格なるか (5ページ目)

  • 浅田真樹●取材・文 text by Asada Masaki
  • photo by Masashi Hara - JL/Getty Images for DAZN

 なるほどピッチ上で繰り広げられる芯の通ったサッカーには、そんな矜持(きょうじ)が見て取れる。J3時代から指揮を執る、片野坂監督は語る。

「残り4試合、集中力を切らさず、タフに戦うゲームをやっていくことが大事。全員で最後に喜び合えるようにやっていきたい」

 大分が今季、すでに内容的に見て充実のシーズンを送っていることは間違いない。だが、内容に納得するばかりでなく、J2復帰1年目にして、早くも結果を手にする可能性も十分に残されている。

 芯が通っていればこその強さである。

■Jリーグ 記事一覧>>

5 / 5

関連記事

キーワード

このページのトップに戻る