スペインの目利きが語る
「鹿島の選手でリーガにも通用するのは誰か」 (4ページ目)
「私はGKに関しては専門家とは言えない。しかしレアル戦での曽ヶ端準のセービングは安定していた。
攻撃陣でもう1人名前を挙げるとすれば、FWの金崎夢生だろうか。セルヒオ・ラモスとの1対1でもボールを失わず、キープ力の高さを見せた。カウンター型のチームだったらマッチするのではないか。これは鹿島のフィールドプレーヤー全体に言えることだろうが」
この年末にはバスク代表監督としてチュニジア戦で采配を振るうエチャリは、多忙を極める中、今回のリポートをこう締め括っている。
「ひとつだけ言えるのは、『鹿島の選手が世界に誇るべき戦いを演じた』ということだろう。基本的な技術の高さ、安定した集団戦術、そして最初から最後まで戦い抜く敢闘精神。その3点は、トップレベルの選手たちにも匹敵するものだった。その戦いを心から祝福したい」
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